千駄ヶ谷ビル
1~2階がテナント、3~4階が住宅の複合型住居。通常のオフィスでは難しい約4.5mの階高を持つ開放的な空間や、窓を全開にしてリビングとテラスを一体化することで、限られた延べ床面積でも最大限の付加価値を引き出した建築。
1階・2階を可能な限りガラス張りにするため、最大サイズ、金額などを調べた結果、スチールサッシでも高さ3メートルの窓は難しく、その時点で「夢まど」が一番大きなサイズの窓の個別認定を取得していたことから、採用となりました。
防火設備とは
建築基準法第2条第9号の2に基づき、耐火建築物などの外壁の開口部で延焼の恐れがある部分には、「20分間の遮炎性能を持つ防火設備」を設置する必要があります。
この防火設備は、大臣が告示で定めた仕様に適合するか、個別に大臣の認定を受けたものでなければなりません。
夢まどの防火窓は、それぞれ個別に試験を受け、防火設備として認定された木製サッシです。
結晶化ガラス仕様
(日本電気硝子:ファイアライト)
結晶化ガラスは火災発生時の高温に耐え、スプリンクラーの放水による急冷にも割れない防火ガラスです。
本来は結晶を持たないガラスを熱処理することにより、内部に約30ナノメートルという微細な結晶を析出、アメリカのUL規格に適合するなど、高い防火性能が実証されています。
Low-Eは低放射ガラス、ARはアルゴンガス入り、結晶化は耐熱結晶化ガラス、数字は厚みを表します。
例:Low-E5+AR12+結晶化4 = Low-Eガラス5mmと結晶化ガラス4mmのペアガラス(アルゴンガス入り)
網入りガラス仕様
ガラスの中にワイヤー(網)が入った防火設備用のガラスです。
火災時にガラスの飛散を抑え、炎が窓の外に吹き出すことを防ぎ、延焼を防止する効果があります。
千駄ヶ谷ビル
1~2階がテナント、3~4階が住宅の複合型住居。通常のオフィスでは難しい約4.5mの階高を持つ開放的な空間や、窓を全開にしてリビングとテラスを一体化することで、限られた延べ床面積でも最大限の付加価値を引き出した建築。
1階・2階を可能な限りガラス張りにするため、最大サイズ、金額などを調べた結果、スチールサッシでも高さ3メートルの窓は難しく、その時点で「夢まど」が一番大きなサイズの窓の個別認定を取得していたことから、採用となりました。
防火地域や準防火地域で建物を建てる場合、外壁に設置する窓には「防火設備認定」を取得した製品の使用が求められます。 そのため、ガラスやサッシは防火仕様にする必要があり、一般的にはデザインや選択の自由度が制限されがちです。しかし「夢まど」は、この法的要件をクリアしつつ、木製サッシならではの美しさと快適性を両立させた製品です。
A.防火地域は、火災が広がる危険性が特に高い場所で、もっとも厳しい防火基準が求められる地域です。 準防火地域は、その次に火災リスクが高い場所で、防火地域ほどではありませんが、一定の防火基準が求められます。 どちらの地域でも、外壁部分に設置する窓は「防火設備認定」を取得していなければなりません。ただし準防火地域では、条件によって一部例外が認められる場合があります。 また、建物の高さに関する基準として、防火地域では3階以上の建物は耐火構造が必須で、準防火地域ではこれが4階以上から必須になります。
夢まどの防火設備に関する内容についてのお問い合わせは下記よりお問い合わせください。