木製サッシ 夢まどのメンテナンスについて|アルス株式会社

メンテナンスについて

木製サッシは、その自然な美しさと温かみのある質感から、多くの住宅や建物で採用されています。
しかし、木材は環境条件に影響を受けやすく、定期的なメンテナンスが必要です。
適切なケアを行うことで、木製サッシの美しさと機能性を長持ちさせることができます。

以下では、木製サッシ 夢まどのメンテナンス方法についてご紹介します。

日々のお手入れ

木製サッシの清掃

サッシ部分

水気を拭き取る(雨の後・水拭き後)

雨天後に窓枠に水が溜まっていると、腐食の原因となることがありますので、水分を拭き取ってください。

拭き掃除(適時:月に1回程度)

ホコリや汚れが溜まると塗装劣化の原因になるため、乾いた布を使用し拭き掃除を行ってください。

水拭き(適時:年に1回程度)

ほこりを落とした後、固く絞った布で汚れを落としてください。汚れが落ちにくいところは、台所用中性洗剤をごく少量混ぜた水を使用していただいても結構です。

お手入れの注意点

・塗装の劣化の原因になるので化学薬品や研磨剤は使用しないでください。
・木目に沿って拭いてください。反目で拭くと木目にごみやほこりが溜まる原因になります。

金具稼働部分

レールにホコリやゴミが溜まると、戸車が外れるなどの故障の原因になります。
年に1回以上、ゴミやホコリを取り除き、金具可動部分に注油していただくと、スムーズな動作が長持ちします。

レールの清掃を行い、ホコリやゴミを取り除いてください。

金具可動部分には、シリコン系オイルの潤滑剤を塗布してください。

定期的なお手入れ

木製サッシの再塗装

木製サッシは、紫外線や雨風によるダメージを受けやすい部分です。
そのため、木製サッシを長く綺麗に使っていただくために、ダメージを受けて色がおちてきたら再塗装を行ってください。(2~3年に1度)

再塗装を行う際は以下の手順で行ってください。

用意するもの

①塗料

②ハケ・筆

③ウエス(汚れてもいい布)

④紙やすり(150~240番程度)

⑤マスカー(マスキングテープ)

作業手順

手順1 マスキング

周囲やガラス面に塗料が付着しないよう、マスカーやテープで覆います。

手順2 サンディング

塗膜が弱っていたり汚れのある部分を中心に、紙やすりで表面を整えます。

手順3 下塗り

細かい部分は先に筆で処理しておくとスムーズに作業が進みます。ハケで垂れない程度の適量を塗布します。

手順4 本塗り

下塗りした塗料が乾いていることを確認して、2度目の塗装を行います。

手順5 確認

塗装が終わり、乾いている状態を確認したら、養生を撤去して作業完了です。

お手入れの注意

・乾燥時間が短いと塗膜に亀裂が入る恐れがあります。乾燥時間を十分に確保してください。

・夏場に作業される場合は虫などにご注意下さい。

メンテナンス(再塗装)動画

定期的な確認

点検と交換

木製サッシは1年に1度のペースで点検を行い、異常がないか確認することが大切です。
以下のポイントをチェックしてください。

点検箇所1 サッシ部分

窓がスムーズに開閉できるかをご確認ください。

点検箇所2 金具稼働部分

金具やヒンジの緩みがないかを確認してください。緩みがある場合はドライバー等で締め直す必要があります。

点検箇所3 サッシや壁のカビ

サッシ部分、付近の壁にカビが発生した場合は、乾いた布で拭き取ってください。

お手入れの注意点

・清掃やグリスアップをしても治らない場合は、金具部分に異常がある恐れがあります。まずは一度お問い合わせください。

ご依頼があれば弊社でも有償にて全てのメンテナンスサービスを実施させていただきます。
各種点検、パーツ交換、補修等を実施させて頂きますので、ご希望の方は電話又はフォームよりご相談下さい。

最終更新日: