メンテナンスについて
木製サッシは、その自然な美しさと温かみのある質感から、多くの住宅や建物で採用されています。
しかし、木材は環境条件に影響を受けやすく、定期的なメンテナンスが必要です。
適切なケアを行うことで、木製サッシの美しさと機能性を長持ちさせることができます。
以下では、木製サッシ 夢まどのメンテナンス方法についてご紹介します。
日々のお手入れ
木製サッシの清掃
サッシ部分
お手入れの注意点
・塗装の劣化の原因になるので化学薬品や研磨剤は使用しないでください。
・木目に沿って拭いてください。反目で拭くと木目にごみやほこりが溜まる原因になります。
金具稼働部分
レールにホコリやゴミが溜まると、戸車が外れるなどの故障の原因になります。
年に1回以上、ゴミやホコリを取り除き、金具可動部分に注油していただくと、スムーズな動作が長持ちします。
レールの清掃を行い、ホコリやゴミを取り除いてください。
金具可動部分には、シリコン系オイルの潤滑剤を塗布してください。
定期的なお手入れ
木製サッシの再塗装
木製サッシは、紫外線や雨風によるダメージを受けやすい部分です。
そのため、木製サッシを長く綺麗に使っていただくために、ダメージを受けて色がおちてきたら再塗装を行ってください。(2~3年に1度)
再塗装を行う際は以下の手順で行ってください。
用意するもの
①塗料
②ハケ・筆
③ウエス(汚れてもいい布)
④紙やすり(150~240番程度)
⑤マスカー(マスキングテープ)
作業手順
お手入れの注意
・乾燥時間が短いと塗膜に亀裂が入る恐れがあります。乾燥時間を十分に確保してください。
・夏場に作業される場合は虫などにご注意下さい。
メンテナンス(再塗装)動画
定期的な確認
点検と交換
木製サッシは1年に1度のペースで点検を行い、異常がないか確認することが大切です。
以下のポイントをチェックしてください。
お手入れの注意点
・清掃やグリスアップをしても治らない場合は、金具部分に異常がある恐れがあります。まずは一度お問い合わせください。
ご依頼があれば弊社でも有償にて全てのメンテナンスサービスを実施させていただきます。
各種点検、パーツ交換、補修等を実施させて頂きますので、ご希望の方は電話又はフォームよりご相談下さい。
よくあるご質問
Q. メンテナンスはどれくらいの頻度で何をすればよいですか?
A.木部は紫外線や雨水の影響で少しずつ劣化するため、日々の拭き掃除などに加え定期な再塗装をおすすめしています。納品後3年、その後は5年ごとが目安です。塗装はご自身で行っていただくことも可能ですが、ご依頼があれば当社でも行っています。(要見積り)
Q. メンテナンスのコストはどれくらいですか?また、必要なものはありますか?
A.窓の台数によって異なりますが、ご自身で行われる場合は以下のとおりです。
・塗料(シッケンズ「セトールHLSe(085チーク)」4,000円 / ℓ程度)
・ペーパー代
・刷毛代
当社からお伺いして再塗装する場合は建物の場所や窓の台数によって料金が異なります。詳細は納品時にお渡しする「再塗装方法」「障子の外し方」をご参照ください。
Q. 木製サッシは何年かおきに丸ごと交換しなければなりませんか?
A. 木材の表面は経年劣化しますが、ペーパーをかけて再塗装すれば新品のような木肌が蘇ります。雨掛かりが激しい場所に設置するなどの悪条件でなければ丸ごと交換する必要がありません。ただし、定期的なメンテナンスは必要です。
Q. ガラスが割れたらどうすればよいですか?
A. まずは当社にお問い合わせください。ガラスのサイズや仕様などをお調べいたします。交換は近隣のガラス会社で行なえますが、当社からガラスの交換・コーキング処理に伺うことも可能です(要見積もり)。
Q. 網戸や部品の交換は可能ですか?
A. 可能です。部分にもよりますが、ご自身で交換可能なもの(網戸、レバーハンドルなど)と当社が交換にうかがう必要があるもの(障子の内部部分など)があります。詳しくはお問い合わせください。